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2014年12月

2014年12月28日 (日)

ThinkPad 8 レビュー

「軽いWindows PC」として、出先でのプレゼン、自作ソフトのデモ、メール書きあたりに使えないかと思って試してみた。到着するなりBluetooth関連の故障が見つかり、「(会社の方針として)初期不良交換ということはしていない」と言われ、1ヶ月ほど修理に出すことになった。そんなわけで最初の印象は悪いが、気を取り直して少し使ってみた。

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ノートPCと同様に使おうと思うと、スタンド、Bluetoothキーボード、そしてプロジェクタやUSB機器を接続するための変換ケーブルが必要。これらを含めた重さは625gほど。Let's note RZが745gなので、その差は120gほど。

電源アダプタ+ケーブルの重さがThinkpad 8は125gなのに対して、Let's note RZは240gなので、仮に電源まで持ち歩くならば重量差は235gに。また「今日はキーボードいらないか」という場合にはさらに150g軽くなる。

ここまでは良いのだが、いかんせんAtomなので処理が遅い。Z3795というAtomの中では速いCPUなのだが、CoreシリーズのノートPCに比べると3倍ほどの処理時間を要する。自作ソフトのデモをする際に、本来ならなら5秒で終わる処理に15秒かかるというのはちょっと苦しい。実機ではなく、リモートデスクトップで自作ソフトを動かしてデモをするのが次善の策だろう。

ついでに愛用のプレゼンソフト「Impress!ve」との間で微妙な相性問題があり、プレゼン機能も100%ではない。タブレットの画面表示を消して、プロジェクタ表示のみにしなければマウスカーソルが表示されないのだ。したがって、プロジェクタ画面をはっきり視認できるような立ち位置でプレゼンを行なう必要がある。

正直なところ「200~300gほど軽くするために、そこまで面倒なことをするのか」という感じはいなめない。しかも、面倒なだけでなく、ネットワーク越しのリモートデスクトップや、立ち位置を自由に設定できるかどうかには、不確実な部分がある。おまけにThinkpad 8は、プロジェクタをつないでからうっかりグラフィックス設定を変えてしまうと、一瞬プロジェクタに映ってはブラックアウトするということを繰り返し、操作不能になってしまう場合がある。

そんなわけで「はずせない仕事」に持ち出せるかというと、ちょっと苦しい。Thinkpad 8は、社内プレゼン専用機というような感じでしばらく遊んでみよう。そして、そのうちにLet's note RZを買うことになるのかもしれない。ただしRZもRZで、「タブレットとしても使える2 in 1機能」など削ってしまえば、もっと軽くできたのではないかという気がして悩ましい。