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2016年4月17日 (日)

ゲームポートをUSBに変換するアダプタを自作

Windows 95時代のジョイスティック「MS Sidewinder 3D Pro」。略称は「3DPro」。比較的コンパクトで取り回しが良く、耐久性が高くて、機能も充実。多くのファンに愛されていたが、これを接続するためのゲームポートは現在のPCからは消えてしまった。しかもゲームポートをUSBに変換する市販のアダプタで、このジョイスティックに対応したものは皆無。

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それでもなんとかこれを使いたいということで、海外のファンがコンバーターを自作し、作り方をWeb公開しているのを発見。日本でも作っている人がいる(その1)(その2)。真似して作ってみたのがこちら。

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アメリカの2つの会社から部品を取り寄せたので、送料が高くついて、総額1万円を超えてしまう。でも半田付け一切なしに、部品や導線を差し込むだけで作れるし、ちゃんと動作した。

往年の3DProが再び使えるようになって感慨ひとしお。しばらく開発・販売されていなかったDescent・Forsaken系のゲームが再び開発されているし、しかもこうしたゲームがOculus Riftのようなヴァーチャル・リアリティ環境で遊べるように。オタクとしては、たとえばヴァーチャル・リアリティのように、「PCで何か新しいことができるようになる」とわくわくする感じがある。(買い揃えるかどうかは別として…)

2014年12月28日 (日)

ThinkPad 8 レビュー

「軽いWindows PC」として、出先でのプレゼン、自作ソフトのデモ、メール書きあたりに使えないかと思って試してみた。到着するなりBluetooth関連の故障が見つかり、「(会社の方針として)初期不良交換ということはしていない」と言われ、1ヶ月ほど修理に出すことになった。そんなわけで最初の印象は悪いが、気を取り直して少し使ってみた。

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ノートPCと同様に使おうと思うと、スタンド、Bluetoothキーボード、そしてプロジェクタやUSB機器を接続するための変換ケーブルが必要。これらを含めた重さは625gほど。Let's note RZが745gなので、その差は120gほど。

電源アダプタ+ケーブルの重さがThinkpad 8は125gなのに対して、Let's note RZは240gなので、仮に電源まで持ち歩くならば重量差は235gに。また「今日はキーボードいらないか」という場合にはさらに150g軽くなる。

ここまでは良いのだが、いかんせんAtomなので処理が遅い。Z3795というAtomの中では速いCPUなのだが、CoreシリーズのノートPCに比べると3倍ほどの処理時間を要する。自作ソフトのデモをする際に、本来ならなら5秒で終わる処理に15秒かかるというのはちょっと苦しい。実機ではなく、リモートデスクトップで自作ソフトを動かしてデモをするのが次善の策だろう。

ついでに愛用のプレゼンソフト「Impress!ve」との間で微妙な相性問題があり、プレゼン機能も100%ではない。タブレットの画面表示を消して、プロジェクタ表示のみにしなければマウスカーソルが表示されないのだ。したがって、プロジェクタ画面をはっきり視認できるような立ち位置でプレゼンを行なう必要がある。

正直なところ「200~300gほど軽くするために、そこまで面倒なことをするのか」という感じはいなめない。しかも、面倒なだけでなく、ネットワーク越しのリモートデスクトップや、立ち位置を自由に設定できるかどうかには、不確実な部分がある。おまけにThinkpad 8は、プロジェクタをつないでからうっかりグラフィックス設定を変えてしまうと、一瞬プロジェクタに映ってはブラックアウトするということを繰り返し、操作不能になってしまう場合がある。

そんなわけで「はずせない仕事」に持ち出せるかというと、ちょっと苦しい。Thinkpad 8は、社内プレゼン専用機というような感じでしばらく遊んでみよう。そして、そのうちにLet's note RZを買うことになるのかもしれない。ただしRZもRZで、「タブレットとしても使える2 in 1機能」など削ってしまえば、もっと軽くできたのではないかという気がして悩ましい。

2014年8月 8日 (金)

4Kモニターのフォント表示をデジカメで撮影してみた

3840 x 2160の解像度を持つ4Kモニターが徐々に市場に出てきており、現在は24インチ・28インチ・32インチの製品がある。この中で、画素ピッチが狭いこと=1インチあたりのピクセル数(ppi)が多くて高精細であることを重視して、24インチのDell UP2414Qを選択。

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さっそく、PDFのフォント表示がどう変わるかをUP2414Qと旧来のモニタ(NEC LCD2690WUXi)で比べてみたのが下の画像。Acrobatでおおむね同じサイズの文字表示にした上で、デジカメで撮影。

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フォントの見栄えに圧倒的な違いがある。LaTeXで文章を書くときには、プレビューアをこのモニタ上で開くと、LaTeXによるきれいな組版の結果を、きれいなフォントで見られるので大変快適。

ただ、そういった特定の目的で使うサブモニターとしては快適だが、メインモニターとして使おうと思うと、まだ対応していないソフトもちらほら。米粒のような大きさの文字表示になったり、逆に無理矢理に拡大されてぼやけてしまったり。このあたりは今後の対応を期待したいところ。

それと、置き方の違いや個人差も大きいだろうが、デスクトップの場合は目とディスプレイとが比較的はなれているので、ppiにこだわって24インチにしなくとも、28ないしは32インチでも良いかも。

2012年4月21日 (土)

SDカードリーダー

デジカメの写真をSDカードからデスクトップPCに取り込む際に、いちいちUSB接続のカードリーダーを引っ張り出してPCに繋ぐのは面倒。そこで内蔵のカードリーダーを買ってみた。

しかし、1つめに買ったオウルテックのFA507は使い勝手が今一歩。SDカードをプッシュで取り出せるタイプでは無くて、「ガコッ」と差し込んで「ガコッ」と抜くタイプ。正しい角度で差し込んで、正しい方向に力を入れないと抜き差しできない。PCを床置きしてるので、これがちょっと気を遣う作業だった。

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そこでプッシュタイプのミヨシUSR-DOS2にしてみるとすこぶる快適に。まさしく2000円で買える小さな幸せ。なお、スロットには挿入の向きの表示が無いので、少し注意が必要。SDカードのラベル面を下にして差し込む。

2011年8月20日 (土)

EP-903F - 時代の進歩を感じるインクジェットプリンタ

90年代のインクジェットプリンタというと、とにかくインク詰まりばかりだった。しばらく使わないとすぐに詰まってしまって、延々とクリーニングをして復活したりしなかったり。このインク詰まりが、2006年発売のEPSON PMG-850ではほとんど気にならない状態になっていた。

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さらに2010年発売のEP-903Fでは、給紙方法に大きな改善があって、紙を平らにおけるカセットが2段用意されている。A4コピー用紙とハガキ(ないしはL版写真用紙)を同時にセットできるので、用紙入れ替えの頻度が劇的に下がるだろう。しかも、昔の家庭用プリンタのように用紙を立てかけてセットする方式だと、しばらく使わずにいると用紙が丸まって駄目なっていた。用紙を平らにおけるようになったことで、この問題も解消している。

その他にも細々と改良されていて、もとからネットワーク接続に対応しているので複数のPCで共有しやすいし、両面印刷もできるようになっている。FAX機能も便利だ。FAXとプリンタを別に置くと、同じ部屋の中にプリント&スキャン・システムが2つ存在することになる。1つで済むならその方がスマートな気がする。あと、使わないときは開口部にうまく蓋をできるようになっていて、内部にホコリが入りにくいのも良い。プリンタにホコリよけのカバーを掛けていたころが懐かしい。

一方で、あと一歩と思う点は、ADFが両面に対応していないことくらいだろうか。

総じて、10年少々の間に技術と設計思想が大きく進んでいたことを実感できる、良いプリンタだと思う。自分の仕事も、次の10年の間に、これくらい進歩させたいものだ。

2011年2月13日 (日)

Core 2 Quad Q9650

LGA775マザーで使えるものの中では一番ハイエンドなCPU、Core 2 Quad Q9650(3GHz)を「まだ買えるうちに」と思って約3万円で捕獲。電圧を上げなくても4GHzで動いてくれた。

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4GHzにオーバークロックするとCineBench 11.5のスコアはシングルスレッドで1.20、マルチスレッドで4.71になった。Tom's Hardwareのチャートによると、シングルスレッド性能ではCore i7-870または875(2.93GHz)と同等。ただし、Core i7と違ってハイパースレッディングが無いので、マルチスレッド性能では少し不利になって、Core i7-920(2.67GHz)と同等という結果。これから本格的に出回る第二世代のCore i7(Sandy Bridge)には少し差を付けられそうだけど、オーバークロックのおかげで第一世代のi7とは大差なしというところか。

実のところ、これまではCore 2 Duo E8600(3.3Ghz)を4GHzにオーバークロックして使っていたので、シングルスレッドではまったく変化無し。3つ目4つ目のコアが活用されるシーンでのみ速度がアップすることになる。速くなるのはデジタル一眼で撮影したRAW画像の現像や、動画のエンコード、クアッドコア対応ゲームくらいか。あるいは、自分で分析用の並列処理のプログラムを書くとか?! なんにせよ、速度が向上する状況はそれほど多くないだろうなぁ。

一方で、コアの数が2つから4つになったので、温度・ファンの回転数・騒音が少しアップしている。今はわずかなアップだが、夏はちょっとうるさいかもしれない。(1)気にしないことにするか、(2)この騒音を嫌って E8600に戻し、Q9650は使用頻度の低いサブマシンに追いやるか、あるいは(3)12cmファンの大型CPUクーラーを導入して騒音を押さえることにするか。大型CPUクーラーを付けるためには、一度マザーボードを取り外す必要があるのでなかなか面倒くさいんだよなぁ。

さて、どうしたものか…。まだ夏までは間があるから、様子を見つつ、新世代CPUへの乗り換えのタイミングなんかも考えつつ、おいおい決めるとしよう。こうやってアレコレ悩むのがPC自作趣味の楽しい所だから、急ぐこともないかな。

2010年6月17日 (木)

CPUクーラー: Cooler Master製Hyper TX3

Core 2 Duo E8600(3.3Ghz)を4GHzにオーバークロックして使用しているのだが、ここのところ暑くなってきたせいか、CPUクーラーのファンの音が耳に付くようになってきた。そこで、まずヒートシンクに詰まっているホコリを掃除してみた。

■Intel純正クーラー(清掃前)
CPU温度(アイドル):  室温 +23℃
CPU温度(高負荷):  室温 +45℃
ファン回転数: 3138rpm

■Intel純正クーラー(清掃後)
CPU温度(アイドル):  室温 +15℃
CPU温度(高負荷):  室温 +30℃
ファン回転数: 2766rpm

とくに高負荷時の温度には-15℃という明らかな改善が見られるし、回転数も300rpmほど落ちたので、多少は静かになっている。ケースの防塵性能にもよるけれど、家庭で使うPCは、年に1回くらいヒートシンクの掃除をした方が静かに使えそうな感じだ。

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ここで満足しても良かったのだが、もう一押ししてみようと思ってCooler Master製のCPUクーラーHyper TX3を買ってみた。固定方法がプッシュピン式なので、マザーボードをケースから取り外さなくても取り付けが可能で、お手軽なところが良い。価格も2000円そこそこ。

■Cooler Master製Hyper TX3
CPU温度(アイドル):  室温 +16℃
CPU温度(高負荷):  室温 +26℃
ファン回転数: 878rpm

温度はさして変わらないが、ファンの回転数が1/3以下になったことで、騒音が劇的に改善された。Intel純正クーラーよりもヒートシンクのサイズ大きくて、放熱面積が広いので、それほど強い風を当てなくても冷えるのだ。

今回は結果も大成功だし、こういう日曜大工的な作業はやはり楽しい。ここで「次はケースファンの音が…」などと言い始めると、静音化の泥沼にはまっていきそうなので、このあたりで満足しておこう。何事も中庸の満足を知るのが重要か。

2010年3月 5日 (金)

DocuPrint C2250で長尺印刷

DocuPrint C2250は、297mm×1200mmとか297mm×900mmの「長尺用紙」にも印刷できるというので、案内掲示を作るためにやってみた。

まず用紙そのものは、富士ゼロックスの営業所に電話すると翌日に持ってきてくれた。ちょっと変わった用紙なので、通常は到着までに1週間程度は見ておく必要があるらしい。1週間かかると言われた時に、すごくしょんぼりした声で、それでは間に合わないから今回はキャンセルしたいと言ったら、違う倉庫から探し出して(?)1日で届くように手配してくれた。富士ゼロックスのお姉さんありがとう。

次に印刷だが、Wordでは最大用紙サイズが600mm前後までで、そんな大きな紙に直接印刷することはできない。そこで実際の1/3の大きさの用紙サイズをWordでは指定して、プリンタドライバ側で3倍に拡大して印刷する。ちなみにこの3という数字には意味があって、1/5とか1/4にすると用紙が小さくなりすぎて、プリンタドライバが受け付けない。かといって1/2にすると、今度はWord上での用紙サイズが大きくなりすぎるのか、端が切れた状態のデータがWordからプリンタドライバに送られたりする。この中間をとって3ならば上手く行った。なんというバッド・ノウハウ。

いよいよ印刷してみると、今度はプリンタ本体がトラブルを起こす。印刷の後半で、10cmほど離れたところに文字の残像が残っているかのような2重印刷?っぽい汚れが出る。A3くらいのサイズまでは大丈夫なのだが、後半の、長尺ならではの部分に来ると汚れる。雨の日に届いた用紙だから湿気ているのか、はたまたトナー/ドラム/感光体の問題か。さっぱり分からなくて難渋する。トナー節約モードにすると、かすかに文字の黒色が薄くなるが、汚れもずいぶん目立たなくなる。しかし、これではまったく根本的な解決にならないし、ちょっと気になるレヴェルの汚れが残る。あれこれ試していて、黒色の文字を緑色とかのカラーにすると汚れが無くなることが分かった。なので、きっと色ごとに別れている機構(トナー/ドラム)の問題なんだろうと思って、トナーを取り出して揺すって中身をならしてみたり、ドラムの清掃をやってみたりしているうちに、2枚ほどまともに印刷できたので、今日のところはこれで良しとする。

ちょっと疲れた。果たして、残りの張り紙の印刷はすんなりと上手くいくだろうか。

2009年3月10日 (火)

APC Smart-UPS 750

築10年を越えるおんぼろハイツ、どうもコンセントの配線がおかしい。PCとオイルヒーターとウォッシュレットの3つが全力で動くと、ブレーカーが落ちる。ウォッシュレットが全力で動くというのは、まぁ、その、大抵は使ってるとき。「温水洗浄」が強制的に打ち切られて、電気も消えて暗くなるわけで、これはなんだかとても悲しい。もし意地でも「温水洗浄」を続けたいという場合は、オイルヒーターの出力を下げてからブレーカーを上げて、再びトイレに戻る必要があるわけで、、、これはちょっと馬鹿馬鹿しい。

まぁ、不幸中の幸い?と言えるのは、電源が切れたときにウォッシュレットの「温水洗浄」がちゃんと止まること。これがもし出っぱなしとかになったら、ブレーカーを上げに行くのも難しいという、終わった状態に…。

あともうひとつ、UPSが機能して、PCが動き続けるのもちょっと有り難い。ワンルームとかおんぼろハイツのように、電源の貧弱な住まいでオイルヒーターを使う場合には、UPSがあると重宝する。うちで働いているのはAPCのSmart-UPS 750。オイルヒーターを使う冬だけの稼働だけど、もう今年で4年目。

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ちょっと自宅で使うには大げさな感もあるけど、買った当時としては、比較的「お手軽」モデルだったはず。13kgと、見た目よりはるかに重いので持ち運びは要注意だけど、長持ちしてるし、いざという時の動作もなかなか頼もしい感じがあって悪くない。

2009年2月20日 (金)

キヤノンを避けて選んだレーザープリンタ

非正規雇用で有名な会社で、しかもかの御手洗会長が率いる会社の製品を買うのはちょっと気が進まず、キヤノンを避けてレーザープリンタを選んでみた。

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A4までのモノクロ印刷のために、まずbrother MFC-8870DWを調達。両面印刷・両面自動スキャン・コピー・FAXと盛りだくさんな機能のうち、普段使うのは印刷だけ。でもその他の機能も、たま~にしか使わないものの、あるとそれなりには便利。この手の複合機では欧米シェアNo. 1だけあって、廉価な割に、質実剛健な作り。あとは、もうちょっと機械としての見栄えが良ければ…、というところ(苦笑)。A4までで良くて、外観を許せる人には、brotherのレーザープリンタ/レーザー複合機は良い買い物だと思う。

C2250

その後、やっぱりA3用紙に刷りたいケースも時にはあるなということで、富士ゼロックスのカラーレーザーDocuPrint C2250を追加。特筆すべきは富士ゼロックスの営業所の良さで、価格.comに肉薄する値段をはじいてくれるし、開梱・設置もやってくれる。70kg近くあるプリンターだから、自分で持ち上げて設置なんて考えるだに恐ろしい。こちらのプリンタは、A3への印刷やカラー印刷が必要な時だけ使いつつ様子見中だけど、機能面(&外観)には十分満足。あとは、どれくらいもつのか/耐久性があるのか楽しみなところ。

どちらも基本的には個人利用だからこういう選択になったけど、10人で共有して遠慮容赦なく使うとかって場合は、たぶん、もっとプリンタ本体にお金をかけるべきかな。

レーザープリンタから飛散するトナーに発がん性があるっていう風説は、「気にしたら負け」というやつか。上の2機種を含めて最近のプリンタには大抵ついてるようだけど、エコマークがついてることを確認すれば、多少は気休めにはなるかな。エコマークの基準には、トナーに特定の発がん物質が含まれていないことという条件や、印刷時に飛散するトナー粒子の量についての条件が含まれている。

ともあれ、富士ゼロックスやbrotherがキヤノンよりもまともな人の雇い方をしているという確証は全くない。けれど、非正規雇用で有名になってしまうことは企業のイメージを悪化させ、顧客が離れる原因になりうるというメッセージを、ほんの少しでも発信したいところ。ほんとに塵以下だけど、塵も積もれば…、となるかな。無理かな。